相続税のきほん(その12)
2024.1.15
こんにちは。相続コーディネーターの古丸です。
ここからは、これからできるわが家の相続税対策についてお話しします。
現金・預貯金に余剰があるなら?
▶生前贈与を活用
贈与する人…祖父
贈与を受ける人
①妻・長男(相続人)→3年以内の持ち戻しあり
②長男の妻・孫(相続人ではない)→3年以内の持ち戻しなし
▶生命保険の非課税枠を活用
非課税枠の金額 500万円×法定相続人の数
例えば… 祖父が一時払いの終身保険1,000万円を契約
現金1,000万円 ➡ 生命保険金1,000万円※非課税
相談税対策になる不動産の活用
▶アパート・賃貸マンションなどの共同住宅を建てる ※(その9)(その10)を参照
【土地の相続税評価額】路線価:公示価格から20%減
さらに… 貸家建付地:18%減額(借地権割合60%、借家権割合30%の場合)
【建物の相続税評価額】固定資産税評価額:建築費から30~50%減額
さらに… 貸家30%減額