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親世代の相続の準備 ~はじめに考えることは何?~

2022.9.8

こんにちは。相続コーディネーターの古丸です。

 

親世代が相続の準備をはじめるのに、まず考えるべきことは何だと思いますか?

・相続で揉め事にならない様に、バランス良く遺産を分けること

・相続税がかかりそうなので、なるべく税金の負担を抑える

・家の土地を子や孫たちにも守ってもらうこと 等々

考えなければいけないことは色々ありますし、どれも大切なことですよね。ただ親世代のご夫婦がともに健在の場合、まず考えることは残される配偶者の今後の生活資金に不安がないかでしょう。不安があるならその対策、次に遺産分けのバランスや相続税等を考えることをお勧めします。

 

■配偶者が必要な生活資金と、施設入所時の費用

総務省の家計調査によると、65歳以上の女性の単身世帯の消費支出は月平均で約14万円。例えば夫が亡くなった時に妻は遺族年金を受け取ることができますが、生活費は預貯金を取り崩しながら工面される方が多いでしょう。健康に長生きされるのは喜ばしいことですが、将来の生活の不安を軽くするためにも、配偶者へ資金を残しておきたいところです。

生活資金以外にも考えなくてはいけないのが、高齢者向け施設に入所することになった時の費用です。配偶者が亡くなった後に、自宅で一人暮らしとなる方も多いでしょう。身体が弱ったときだけではなく、怪我をきっかけに一人での生活が難しくなり、施設入所が必要になる場合もあります。

高齢者向け施設は様々あり、かかる費用の幅も広いですが、多めに見積もっておくことをお勧めします。もし施設費用を手元にある預貯金でまかなうことが難しいなら、入所時にはご自宅を売却して資金を捻出するのも一案です。

 

■配偶者へ預貯金を移した後の落とし穴

残される配偶者のためにできることは、まずは遺言書を作成しておくことです。生前に夫の預貯金を妻の口座に移しているご夫婦もいますが、そのお金が贈与だったのか、贈与税は支払っていたのか、それとも預けたお金だったのか貸したお金だったのか等、あとあと問題になることが多いのでお勧めできません。遺言を作成する他にも、状況によって正しく贈与を行ったり生命保険を活用するのも良いでしょう。

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